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夏場に気をつけること
小野

 夏本番になると、じめじめとした暑さに耐えるのもさることながら、カビや感染症など耐えるだけでは済まされない問題も出てきます。今回は、夏だからこそ気をつけたい事ベスト5を挙げてみました。あくまで私の個人的な順位です。
 
 第5位「冷房病」
 最近は弱冷房の施設も多くなりましたが、年のせいかそれでも寒いと感じることがあります。炎天下の日にはスーパーなどに逃げ込みたくなりますが、体調を考えなるべく身体を冷やさないようにしています。ただ、冷房も必要な時は適度に使った方が良く、室内での熱中症も報告されていますから無理な我慢は禁物です。
 
 第4位「内臓冷え」
 この言葉を知ったのは最近のことですが、冷房を避けるあまり今度は冷たい飲み物や、冷麺、そうめんといった冷たい食べ物を食べたくなります。これによって内臓が冷やされると様々な体調の不具合が発生します。下痢、便秘から始まり、免疫力の低下、そこから風邪や感染症など、冷えは万病の元と言われるので、食べ物、飲み物にも温かいものを摂るようにしています。
 
 
 第3位「熱中症」
 ニュースでもよく耳にします。体力や根性に関係なく誰にでも起こりうる症状で、場合によっては命に関わるため早急な対処が必要です。体調変化に気づいたら塩分・水分補給をしたり涼しい場所に移動するなど早めに対処して我慢をしないようにしています。
 
 第2位「食中毒」
 手洗いをこまめにすることと、特に食べ物の保存には気をつけています。カレーなど鍋に作ったものは、冬場ならコンロに置いたままですが、この時期にそれをやってしまうと一日もすれば異臭が発生してしまいます。怪しいものはカビや臭いをチェックして食べますが、疑わしきは捨てろ、で結局ゴミ箱行きになることも。捨てれば無駄で済みますが、食べて食中毒にでもなれば被害は甚大です。油断するといつでも起こりうるので第2位としました。
 
 第1位「風邪」
 何だと思われるかもしれません。確かに深刻な事態になることはほとんどありません。仕事にも行けます。が、それ故に風邪を引いても仕事、家事など普段通りのことはせねばならず、はっきり言って日常生活に深刻ではないにせよ一番影響をきたすのが風邪です。しかもここ数年夏風邪をひいた経験が何回かあります。実際に苦しんだ経験が多いという意味でも風邪が私の中では第1位になっています。
 ここ数年、海、山、プールには縁がなかったのでベスト5には入れませんでしたが、海難事故や毒虫、山での怪我なども起こってしまうと大変です。心配し始めたらきりがありませんが、できる範囲の注意を心がけて楽しい夏を過ごしましょう。

J-PRESS 2018年 7月号